上海でのクライミングのはじめ方

せっかく上海に来たのだから、何か新しいことはじめてみたい!

ボルダリング?クライミング?なんか最近TVで良く見るけど、自分にもできるだろうか?

そんな方へ上海でのクライミングについて色々書いてみました。

Q:誰でもはじめられますか?

A:はい、クライミングに運動神経は必要ありません。


クライミングを趣味として楽しんでいる方の多くに「球技が苦手だったのですが、クライミングはできました」「泳げないのですが、クライミングは楽しく続けています」という方が大勢います。また、世界一にもなったプロ選手の野口啓代選手はTV番組の中で「球技はまったくダメで、スキップもできない」と話していました。球技が苦手という方がクライミングをはじめるのは多いと思います。



Q:一度もやったことないのですが楽しめるでしょうか?

A:はい、クライミング倶楽部のメンバーの8割が上海に来てからクライミングをはじめました。


上海ロッククライミング倶楽部は、2011年当時初心者だった3人の日本人がクライミングを楽しむために設立したクライミングサークルです。当時は誰も教えてくれる人がいなかったので、独学で登っていました。その後、クライミング歴の長い方と出会い、基本を教えてもらうことで、一気に登れるようになり楽しくなりました。

クライミングというスポーツは、クライミングジムに行けば、見よう見真似でクライミングを楽しむことができます。しかし、力任せに登っていても腕が疲れるだけで「結局このスポーツも腕力だけなのか、自分には向いてないのかな?」と感じてしまいます。

初心者だからこそ、楽しむために最初に教えてくれる人の存在が大きいと思います。

Q:クライミングがダイエットにいいって本当でしょうか?

A:はい、ただし腕に頼った登り方をしなければ


クライミングは想像どおり腕に負担がかかるスポーツなのは確かです。腕力(正確には保持力)は必要です、だからこそできる限り腕に負担をかけずに登る技術が要求されるのです。初心者の方は、この腕に負担をかけない登り方を知らないために、すぐに登ることができなくなってしまいます。

クライミングを楽しむためには、課題に何度も挑戦し、できなかった課題ができるようになることが大切です。「腕の力に頼った登り方」では、登る回数が多ければ多いほど、疲れて登れなくなってしまい、やればやるほどできないので、楽しくなりません。

やればやるほど登ることができるようになるためには、美しいフォームと手順が欠かせません。この美しいフォームと手順に従ってクライミングをすると、姿勢が綺麗になり、また力任せに登ることもなくなるので、腕に筋肉も付かず、ヨガマスターのような美しい体型になることができます。

Q:一度やったことがありますがすぐに腕がパンパンになりました

A:自分に合った課題を選ぶことも大切です


クライミングジムには「課題」と呼ばれるコースがあり、それぞれに難易度が設定されています。

自分のグレードに合った課題を選択しないと、まったく登ることができずすぐに腕がパンパンの状態(パンプ)になってしまい、登ることができません。グレード表は各ジムにありますが、このグレード表もまた目安なので、グレードが低い課題が「楽しい」とも限りません。


「楽しい課題」とは以下のような条件がある課題です。

  • クリアできそうだなと感じるのに、あと少しでクリアできない課題
  • 何度も何度もチャレンジできる課題
  • やればやるほど少し前進していける課題
  • チカラだけでなく、頭やバランスを重視する課題
  • クリアできた時みんなとできた喜びを分かち合える課題

このような課題に出会うことがなければ、クライミングの本当の楽しさはわかりません。もし一度クライミングはやったことあるけど、自分には合わないと思った方は、もしかして自分に合っていない課題をやっていた可能性があります。

課題の中には、腕のチカラをまったく必要としない「バランス課題」というのもあります。このバランス課題が楽しくてクライミングにハマったという人も多くいます。良質なバランス課題はジムにある課題ではなく、セッションを通じて即席で作られる課題に多くあります。課題をセットするのが上手いメンバーと一緒に登ることで、腕がパンパンにならない登りができます。


Q:一人でもできますか?

A:はい、しかし仲間とセッションする方が何倍も楽しめます


クライミングは誰かと競うスポーツではなく、過去の自分と競うスポーツです。ですから一人でも登ることができますし、楽しむことができます。

しかし、初心者であればあるほど一人で登るのではなく仲間と一緒に登ることが楽しむポイントです。クライミングでは、お互いに「ああでもない、こうでもない」と登り方を一緒に研究しながら登ることがよくあります。「ここはクロスで手を伸ばした方がいいのでは?」「いや、僕の場合はこっちの方がいいかも」と言いながら登ることで、競争心と登れた時の喜びを共有することができます。

初心者の人は、遠慮して上手い方と一緒に登るのを避ける方がいます。しかし、同じ課題の中で「初心者用のボーナスホールド」を付けることで、上級者と初級者がスタートとゴールを同じくした課題を一緒に登ることができます。上手くなればなるほど「初心者用のボーナスホールド」を使わないようにしていくことで、上達を実感することができます。

クライミングはひとりでも登ることができるスポーツですが、遠慮せずできるだけたくさんの人とセッションしながら登るのが、楽しむコツです。



いかがでしたか?

ジムに行けば、クライミングをやることはできます。


しかし、「クライミングを楽しむ」には「楽しみ方を知っている人」に教えてもらうことがとても大切です。上海ロッククライミング倶楽部では、今までクライミングをやったことない人にも丁寧に基礎から教えているので「楽しいクライミング」をすることができます。

ですから「興味はあって一度行ったけど、あまり楽しめなかった」「楽しかったけど、あれって結局腕のチカラでしょ?」「私体力ないから無理」と諦めてしまった方ほど、ぜひ一度クライミング倶楽部の「初心者講習会」に参加してみてください。

クライミングのまったく違った側面がみえますよ!


Climbing in China seen from Japan

I will introduce the situation of climbing in China as seen from Japanese working in Shanghai. There are famous climbing spots in China, including Guilin and the world in China.

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