ビレイデバイス落下防止ゴムストッパー

ルートクライミングにおいて欠かせない存在がビレイデバイス。最近はチューブタイプよりもブレーキアシスト付きが人気がありますが、ダブルロープやマルチピッチを行う場合、チューブ型が役立ちます。

構造がシンプルで軽いので、リードクライミングでロアーダウンできずに懸垂下降が必要な場合やマルチピッチなどで活躍するので、常にハーネスに付けている人も多いと思います。

シングルピッチやジムでのクライミングだけならビレイデバイスを落としてもそれほど問題にはなりませんが、終了点やマルチピッチの途中で落下させてしまうとカラビナを使って降下するしかありません。そういった応用知識のないクライマーにとっては命取りです。

そんなわけで今回紹介するのは、そんな知識のない方がビレイデバイスを誤って落下させないようカラビナとビレイデバイスを繋ぎとめておくストッパーのご紹介。

カラビナと赤いビレイデバイスを繋いでいる黒いゴムがそれです。

正式名称はわかりませんが中国語だと「攀岩快挂定位橡胶环」直訳すると「クライミングカラビナ位置決めゴム管」ですw

単体はこんな感じ、ただのゴム管ですが、これがなかなか便利です。


使い方としては2種類あります。

一つ目はPASや自作ヌンチャクのカラビナに取り付けてカラビナとダイニーマを固定するため


写真右側PASと黒いカラビナに付いているのは、ペツルから出ている固定用のゴム管こちらと用途は同じになります。

※ヌンチャクに取り付ける場合はロープをクリップする側だけにしてくださいね。


取り付ける場合は写真のような方向になります。

二つ目は最初に紹介したビレイデバイスを固定するという用途。ペツルのゴム管の場合形状の違いからビレイデバイスの固定用として使うことができません。

その点がこのゴム管の便利なところですね。


注意点は取り付ける時の方向を間違えないようにしましょう。

上記写真は右利きの私にとっては反対の間違った取り付け方向になります。(左利きの方はこの方向が良いと思います)

間違ってもすぐに取り外すこともできるので、ゴムを外せば通常のカラビナと同じ使い方ができます。形状としてはペツルのユニルベルソを自作したような感じですね。


2018年3月時点で1個4.5元+送料12元と安いので、少し多めに10個購入しました。

欲しい方がいましたら、微信で声かけてください。

Climbing in China seen from Japan

I will introduce the situation of climbing in China as seen from Japanese working in Shanghai. There are famous climbing spots in China, including Guilin and the world in China.

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