外岩おススメヘルメット
【世界最軽量のクライミングヘルメットPezlシロッコ(SIROCCO)2017 NEWモデル】
ジムでのクライミングでは満足できず「自然の外岩へもいきたい」となったら色々装備を増やす必要ありますよね。
中でも大切なのが、クライミング用のヘルメットのチョイス。たくさん種類がある中で何を選んでいいのか悩みます。
もちろんアプローチを考えると軽ければ軽いほどいい、でも強度や値段も気になるところ・・・
通常クライミング用のヘルメットは350gから400g。軽量モデルなら200~250gです。
そんな中165gと圧倒的な軽さを誇っていたPezlシロッコ。(写真オレンジ)
写真:PEZL HPより
とても軽い上にクライミング国際安全規格UIAAをクリアしてます。同じく200g以下の超軽量ヘルメット「BlackDiamond VAPOR 」はCE EN12492には適合しているものの、UIAAをクリアしておらず、注意書きには「ベンチレーターの開口部が大きいため、落石の可能性の低いロッククライミング専用。登山やアイスクライミングには適しません」と書いてあるので安全性では、Pezlシロッコの方が上なのかと思われます。
デザインで買うなら圧倒的に「BlackDiamond VAPOR」なんですよね。。。
【そんなダサかったPezlシロッコにNEWモデルが!】
もちろん「Pezlシロッコ」のオレンジは遭難したとき見つかりやすいカラーですし、クライミングにカッコよさなんて必要ないですからね・・・わかってますよ。
でも。。。でも。。。
やっぱりデザイン大切ですよね!
軽さに惹かれつつも「なんだかなぁ~」と購入を諦めていたところ2017年NEWモデルが発売しました。
今度は「白+オレンジ」と「黒+オレンジ」のツートンカラーで2モデル発売
白モデルは若干フリーザの最終形態臭がしますが、オレンジオームに比べたら格段に良くなってます。
早速ですが黒とオレンジモデルを発売と同時に購入してみました!
身長165cmで頭周りが58cmの私でMサイズを選びました。
PEZLはフランスメーカーなので、頭の形は欧米人に多い楕円形を基準にしているように思いました。真円系のアジア人には両サイドが若干キツく感じる人もいるかもしれませんが、私にはちょうど良いサイズに感じました。
個人的にSサイズは女性や子供(青年)向けで、成人男性は基本Mサイズでいいのかなと思います。ただ、この辺りは個人差があるので、試してみる機会があれば一度試してみてから購入した方がいいかもしれません。
被った感想はとにかく軽い!
今まで460gほどあるカヌー用のヘルメットを使用していたので、軽いの当然なのですが、MAMMUT(マムート) Wall Rider (ウォールライダー)も220gと抜群に軽いと思っていましたが、もうひとつ上行く軽さです。
リードクライミングをするなら、ヘルメットは必須アイテムですね。
最初は一緒に行くクライマーのモノを借りたりして、どのメーカーのどの製品が良いか色々と試してみるのが良いでしょう。
私としては今回購入した世界最軽量のクライミングヘルメットPezlシロッコ(SIROCCO)2017 NEWモデルかなりおススメですよ。
お値段と中国での購入を考えるなら
「軽いのもわかったしかっこいいのもわかった、でも値段高いよ・・・」
という方には、こちらはどうでしょうか?
欣达(XINDA/シンダ)というメーカー
日本語で聞くとなんとも縁起の悪い名前ですが、中国では中堅クラスのクライミング用品メーカーでロープやビレイデバイスなども手掛け海外に輸出もしているようです。
こちらのヘルメットならカラーバリエーションも豊富で、重さも305gと比較的軽いです。残念ながら「国際安全規格UIAAをクリア」「CE EN12492をクリア」という記述を見つけることはできませんでしたが、中国国営保険会社PICCの認証が付いているとのことですw
中国国内のクライミングジムや中国人の友人クライマーは比較的よく使っているのを見ます。
とにかく安くて、それでいてちゃんと安全も守れそうなものという方はぜひ購入してみてください。
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